年中行事-1
「年中行事」とは、毎年決まった順序でくり返される行事を指す。年中行事はどの社会にもあるものだ。人間にとって、季節の変化は、作物を作るために重要なものである。だから、春にその年の作物がよくできるように祈ったり、秋に収穫を感謝するために祈るということは、国や地域に関係なく、世界中どこでも同じようだ。自然の力に左右される人間が、人間を超えるものに対して、決まった時期に祈るようになったのが年中行事の始まりである。
それでは、日本の年中行事で最も重要なお正月を紹介してみよう。遠く離れたところに住んでいる家族や親類が故郷に集まってお祝いする、日本人にとっての最大の行事である。お正月は、新しい年の神様「お正月様」をお迎えするための行事で、新しい年を幸福な年にするには、きちんとお迎えしなければならないと信じられていた。昔は古いカレンダーを使っていたため、2月頃に祝われていたが、今は新しいカレンダーによって1月1日にお祝いするようにたった。
Neueste Kommentare